仕事と美容とお笑いが大好きな働くアラサーblog

同じように一生懸命働いてる女性が「わかるわかる」って思ってくれたり、たまに「クスッ」て笑ってもらえるような私の日常を赤裸々に綴ろうと思っています。皆様のなにかの活力になって頂ければ幸いです。

ミネルヴァを全国に~TRC入社~

スクールに入ってから2ヶ月が経つ頃、

またもや私は悩んでいた。

 

スクールが管理しているレンタルサロンで

個人サロンをオープンしたのですが、

『肌トラブルを改善し、

 自分の手技でお客様のお身体を癒やしてあげたい。』

そう思っていたので、

最初は都内にあるオールハンドエステサロンに就職し、

お休みの日にサロンをオープンしていた。

そして、習得が完了した時期にサロンを辞め、

個人サロン一本でやっていこうと意気込んでいました。

 

 

『早く習得したい!』

そんな思いでいっぱいだったので、

自分から先輩にお願いをしてマッサージ練習に日夜明け暮れていました。

しかし基本的に営業時間外の朝夜しかマッサージ練習ができないし、

飲み込みも遅い私は中々技術を習得できず

前に進みたいのに進めない状況に

焦りと苛立ちを感じていました。

 

そして入社して一ヶ月が経った頃

先輩スタッフから衝撃の発言を耳にする。

 

『ここの技術は1年ぐらいかけないと全部を習得するの難しいよ。

 習得したとしても、お客様にデビューできるかも自分次第だから。

 相当努力しないとだけど、まあ頑張って!』

 

 

『・・・い、1年っ!!?』

 

 

まあ、冷静に考えて入社時に聞けよ。

って話なのですが(笑)

猪突猛進型の私は考えるより先に行動しろ!

的なところがあるので

大事なところを確認していなかった。

私の勝手なプランでは最低でも半年で技術を全て習得し、

そこから半年間実践経験を積んで

一年後には辞める計画だったのでショックが大きかった。

 

 

 

(この生活をあと1年も続けるのか・・・)

 

 

一年後に自宅サロンを開業する気満々だったので、

そう思うと泣けてきた。

 

 

そんな時にスクールで講師をしてくださっている

美容の先生からランチのお誘いを受けた。

実家と先生のご自宅が近く、

地元でランチしようということだったので

もちろんOKした。

 

そこで私は日頃溜まっていた鬱憤を発散するように、

その時思っていた感情を爆発させた。

先生の温和な雰囲気もあるし、

とにかく話しやすかったんだと思う。

自分が何言ったかは正直あんまり覚えていないけど、

将来の夢の話をべらべらと喋り続けた。

まあ、当時の夢の話なんてなんの根拠もなければ

ただの妄想ストーリーなので、

先生は最後まで良く聞いてくださっていたな~と思う(笑)

しばらく話し続け、私が喋り終わって

スッキリしていたタイミングで先生から

 思いがけない言葉をもらった。

 

 

『じゃあ、それいっしょにやろうよ!』

 

 

 

私『・・・・・・・・!!!???』

 

 

考えたことがなかったので

思考回路が一時停止したが、

先生は終始真面目な表情をしている。

どうやら本気らしい(笑)

 

 

つまり、TRCに入社して一緒にその夢を叶えようよ!

ということだったのだけども、

個人で成り上がっていくことしか考えていなかったので

その時ははっきりしたお返事をせず、

 

そういう考えもあるのか・・・

とぼんやり思ってる程度だった。

(ごめんなさい。笑)

 

 

しかし、先生からお誘いを受けた翌日。

本来の自分では考えられない行動を起こしていた。

私は勤めていたエステサロンのオーナーに

『急で本当に申し訳ないのですが、

 本日付で辞めさせていただきます。』

と電話をしていた。

 

最初にお伝えすると、

私は元々そんな失礼な辞め方をするような人間ではない。

そこだけは理解して欲しい。笑

私もできればそんなことはしたくなかった。

でも、一分一秒でも早くここから離れて、

自分の時間を未来に投資したいと強く思ってしまったのだ。

無駄な時間を過ごしてるくらいなら、

毎日チャレンジしている環境で働いたほうがよっぽどマシ!

そう思った私はオーナーに電話した直後

すぐ先生に電話し

『今日付けで退職しました!明日から入社できますでしょうか?』

と破天荒なお願いをした(笑)

 

 

 

翌日、先生のご自宅に呼ばれ、私は宣言をした。

 

『代表や、先生方、そしてミネルヴァ化粧品は

 こんな何もない私に夢や希望を与えてくれた。

 ミネルヴァを全国に広めるという皆さんの思いを、

 私も一緒に叶えたいです。

 それがTRCや先生方、家族や友人、お客様、

 そしてここまで支えてくださった全ての人達に対する

 恩返しだと思っています。

 必ずやり遂げます。

 骨を埋める覚悟で入社するので、よろしくお願いします。』

 

 

 

ミネルヴァに救われた私が、

今度はミネルヴァに恩返しする番なのだと思った。

 

 

 

 

この瞬間から、私のTRC人生が始まった。

 

 

 

 

次回

【さよならファンデーション】